2017年1月29日更新

Xジェンダーが学生時代に苦労した5つのこと

こんにちは。

今回はXジェンダーである私が、学生時代に苦労した5つのことについてお話しようと思います。

自分自身の成長に追いつけなかったり、周りの友達が変わっていったり、人生における重要な選択を迫られたり、学生時代というのは本当に大変な時期です。

そんな時期に特に苦労したことをまとめました。

 

保健の授業で失神

私は、女性である自分の体を受け入れることが出来ません。

女性の体を見たり、聞いたり、それについて知ることも恐怖です。

なので、中学と高校の保健の授業で女性器について勉強する時は毎回授業で失神して保健室へ運ばれていました。

黒板に大きく張り出された女性器、女性器について説明する先生の大きな声、自分の机を見てもそこには女性器のイラストが載った教科書。

苦痛以外の何ものでもありませんでした。

 

自分が何者か分からない

教科書にXジェンダーのことなど一言も載っていません。

異性になりたいトランスジェンダーのことも教科書には載っていませんが、テレビなどを通してその存在を知ることはできます。

しかし、心の性別が無性であったり、中性であったりするXジェンダーなど、誰かに教えてもらわない限り、たどり着くことは困難な言葉です。

自分の性別は何なんだろう、自分は異常なのか、いずれ治療しないといけないのか、日々色んな疑問が頭を埋め尽くしていました。

 

自分の体が嫌だ

トランスジェンダーほど自分の体に対する嫌悪感は強くないかもしれません。

しかし、自分の体を受け入れることができないのは辛いことでした。

修学旅行のお風呂、体育の授業の前後にあるみんな揃っての着替え、健康診断、自分の体の性別を意識するのも辛いことでしたが、女性に囲まれて着替えをしなくてはならないことに対する違和感も強いものでした。

 

家族とのこと

自分は異常だと思っていましたから、体について相談したりすることは出来ませんでした。

身近な存在だからこそ、素直な気持ちを言えないことも苦労することでした。

 

友達とのこと

これも、素直な気持ちを言えないで苦労したことです。

悩みごとがあったら素直に話してね、と優しくしてくれた友達は何人もいたのですが、その気持に答えられないことは苦しかったです。

ただでさえ友人関係に悩みやすい学生時代、自分の性別について理解されなかったらどうしようと悩みました。

 

以上、私が学生時代に苦労した5つのことでした。

こうして学生時代を振り返ってみると、「誰にも言えない」ということが一番苦しかったことだと感じます。

Xジェンダーについて知ることが出来たら、自分だけじゃないと誰かが言ってくれたら、少しは楽になったかなと思います。

 

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ai

20代前半のXジェンダーでパンセクシャル。体は女性ですが、幼い頃からそれを受け入れることができずにいます。花が大好きで自分の庭や道端に生えている花の写真をよく取っています。数年前にLGBTの世界を知り、自分の居場所ができましたよろしくお願いいたします。

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