2017年3月4日更新

東京オリンピックとLGBTへの配慮

様々な人に向けた施設設計を

東京オリンピックには世界中から様々な人がやってきます。

人種、宗教も多種多様ですが、セクシャリティーも然り。

たとえば、LGBTの約半数が「トイレを使用する時に人目を気にしている」現状を考えると、「男女どちらでも使用可能なトイレ」があると一気に使いやすくなりますし、異性と間違われてトイレの使用を注意されるケースもなくなります。

All Genderトイレという言葉をここ数年で聞くようになりましたが、今、国内でもその存在が必要になっています。

オリンピックという舞台で日本基準は通用しないので「これくらい分かるだろう」という考えは禁物です。

トイレのマークの表示を始めとした色んな物を、海外の状況をチェックしながら視野を広く持ち、決めていく必要があります。

 

トイレのマークはどれがいい?

LGBTへの配慮の一礼として「LGBT用トイレ」がよく例に上がりますが、その表示方法は虹色の服を着た人間が、男女とは別に書かれていることが多いです。

しかし、LGBTとは1種類の人間ではありませんし、LGBTの中にも多様な性が存在し、「男性」や「女性」も存在します。LGBTだからといって虹色の服を着ているわけでもありません。

たとえば「ゲイ」であれば「男性」であり、異性に間違われてトイレの使用を注意されることはないでしょう。

したがって、虹色の服を着たマークはLGBT配慮したトイレとはいいにくいです。

そもそも、「男性」マークと「女性」マークという表示をなくし、トイレであることだけを示し、全ての性別が使えるトイレにしたほうが快適になると思います。

 

さいごに

東京オリンピックが決まった時は「あと7年もある」と感じていましたが、少しずつ時間は過ぎていきます。きっと開催までのあと3年もあっという間に感じるでしょう。

どんな配慮がLGBTをはじめとする性的マイノリティーに優しいのか、当事者の声を聞きながら考え続けていくことが大切だと思います。

 

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20代前半のXジェンダーでパンセクシャル。体は女性ですが、幼い頃からそれを受け入れることができずにいます。花が大好きで自分の庭や道端に生えている花の写真をよく取っています。数年前にLGBTの世界を知り、自分の居場所ができましたよろしくお願いいたします。

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