2017年2月26日更新

成宮寛貴さんがバイセクシャルをカミングアウト?

2016年12月、写真雑誌フライデーに薬物疑惑を報じられた俳優の成宮寛貴さん(34歳)。

「この仕事をする上で人には絶対知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい、このまま間違った情報が拡がり続ける事に言葉では言い表せないような不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです。」

という直筆のメッセージを最後に、芸能界から電撃引退。皆さんの記憶にも鮮明に残っていることでしょう。

参考:ゲイの私から見た『成宮寛貴さん』への思い

成宮寛貴さんはバイセクシャル?

「セクシャリティな部分がクローズアップされた」と絶望し、引退をした成宮寛貴さん。彼のことを検索サイトで調べてみようとすると、「成宮寛貴 バイ」や「成宮寛貴 バイ 告白」といったワードが出現します。

彼がバイセクシャルであるという噂は、私も耳にしたことがあります。彼はバイセクシャルであることを公言していたのでしょうか?

カミングアウトしたという事実はない

過去の芸能情報を調べてみましたが、彼が自身をバイセクシャル、またはゲイだと発言した記録は見つかりません。

成宮寛貴さんが認めているのは

・過去ゲイバーで勤務したことがある

という1点のみです。

両親が離婚、幼い弟と家計を支えるために中学校卒業後水商売で働きだしたという成宮さん。中卒で家計を支えるほどの大金を稼ぐための選択肢は、あまり多くはありません。彼がゲイバーで働いたのは、ただお金のためなのか、男性が好きだからなのかは、私たちにはわかりませんよね。

ゲイバーで働いていたという一点の事実だけで、彼を“ゲイ”である、いや、女性との噂もあるから“バイセクシャル“だと、赤の他人が決めつけるのはあまりにも乱暴ではないでしょうか。

それは人を傷つけ追い詰める行為である

日本でも同性愛、両性愛をカミングアウトする芸能人が増えてきました。LGBTは恥ずかしいことでも隠すべきことではないという意識が高まっているのは、私たちにとっても喜ばしいことです。

けれど、今回のようにカミングアウトしていない人のセクシュアリティまで他人が騒ぎ立てるのは、決してあってはならないことです。

ゲイバーで勤務した経験があったからといって、その人がゲイであるとは限りません。仮に過去男性との交際があったとしても、いま、彼が男性を恋愛対象としているのか、女性を恋愛対象としているのか、はたまた男性も女性とも付き合えるのか、それは彼自身にしかわからないことなのです。

LGBTが認知されていくにつれ、個人のセクシュアリティというものが、きわめてプライベートであるという意識が薄れてきているように感じます。今回のこの騒動は、俳優として絶頂期であった彼を引退に追い込むほど、大きく彼を傷つけることになりました。

LGBTが認められたからといって、隠そうとしているセクシュアリティに他人が簡単に触れてはならない。それは他人を刃で傷つけることと同じだということを、忘れずにいたいものです。

 

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rabbit.

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「人を好きになるのに性別は関係ない!」と言い切る30代バイセクシャル。女性、FTMとの恋愛経験を経て、中性的な男性と結婚。現在は一児の母。軽い男性嫌悪症があり、穏やかな気質の人が好き

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