2017年3月4日更新

三ツ矢雄二さんのゲイ告白!還暦を過ぎてから自分の殻を破った彼の強さ

人気声優の三ツ矢雄二さんがゲイである事を公表したのは2017年1月に放送されたTV番組。しかし、それ以前から声優や洋画の吹き替え、そしてバラエティ番組に引っ張りだこの三ツ矢さんですが、彼がなぜこのタイミングで自身がゲイである事を公表したのか、放送を見ていた多くのゲイが驚いたと思います。そこで今回は、人気声優三ツ矢雄二さんのゲイ公表と彼の有名人ゆえの葛藤を私の観点も交えながらですが書きたいと思います。

 

『グレーゾーン』キャラで大ブレイク

三ツ矢さんと言えば、タッチの上杉達也役、キテレツ大百科のトンガリ役でお馴染みですが、彼が徐々に『ゲイの自分』を出しながらバラエティなどで活躍し始めたのは、2012年頃から登場するときに『グレーゾーン!』の合言葉を使い始めた頃からではないでしょうか?

以前から中世的な仕草や年齢以上に見た目が若い所から、ゲイである事を公表していなくても、テレビを見ていたゲイならば『三ツ矢さんはゲイなのではないか?』と感じていた人も多いと思います。

しかし、女装タレントとは違いあくまで素の姿でテレビに出ていたことから、ノンケから見ればちょっと奇妙に見えたかもしれませんね。ゲイである私も、万が一三ツ矢さんがゲイであっても、このままカミングアウトをすることなく仕事を続けていくのではないかと思ってました。

 

カミングアウトのきっかけは兄弟の定年が理由

そんな中、いきなりTV番組でゲイである事を公表した三ツ矢さん。理由の一つにお兄さんの定年退職が挙げられていました。兄弟がいる人は特にカミングアウトをするタイミングをかなり考えると思います。ネットを見ていても、自分がゲイであるために兄弟の結婚をダメにしてしまった話や、カミングアウトをしたことで家族崩壊をさせてしまった話は現在もなおよくある話です。

そんな中、三ツ矢さんがカミングアウトをしたのはお兄さんが社会から身を引いた時。自分の事よりもお兄さんのメンツを考えての決断だったのです。すっとカミングアウトができる環境にあるゲイは別ですが、家族が多ければ多いほど、親しければ親しいほど、カミングアウトをしようかどうか迷ってしまうゲイは多いと思います。

番組終了後、ツイッターでカミングアウトをした事を報告した三ツ矢さん。多くのゲイから『パワーをもらいました』とか、『日本のLGBTに光が差しました』などの言葉が寄せられましたが、特に目を引いたのが三ツ矢さんと同世代のゲイの反応だったのです。

有名人であればあるほど、セクシャリティーを隠して生きなければなりませんが、彼のカミングアウトは確実に日本のゲイの気持ちを動かしたのではないでしょうか。

 

彼のカミングアウトで私が思ったこと

テレビ番組に出る度に『グレーゾーン』と言いながら場を盛り上げていた三ツ矢さんですが、本当の事をなかなか言えない現状と彼はずっと戦っていたのではないかと思います。歴代の声優歴を見ると、女性の声を担当していたこともあるだけに、ずっとタイミングを待っていたのではないかと思わずにはいられません。

カミングアウトをした時の三ツ矢さんのツイートは『カミングアウトをしました。』の一言のみ。しかし、心なしか三ツ矢さんのホッとした気持ちが滲んでいるようで、このツイートを見るたび安心感を覚えます。

現在は『ゲイ』としてお仕事をこなしている三ツ矢さん。本当の自分になったからこそ今後ますます活躍してほしいですね。

 

彼は『有名人なら自分のセクシャリティを隠しても良い』という持論を展開しています。私は素人ですが、素人でも自分を出すのが難しいゲイとしての生き方。本音を言えば、同性愛の事をいち早く世の中に拡げてもらうには、三ツ矢さんのような方の力が確実に必要だと思います。

 

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友蔵

友蔵

「人生楽しく」をモットーに毎日生きているアラサーライター、友蔵です。 時間があるときには国内外問わず旅行するのが趣味で、最近は国際交流を目標に英語も少しずつ習い始めました。 「リアルさ」を大切に記事を書いています。よろしくお願いします。

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