2017年2月1日更新

私たちが無意識のうちに行っている「男」「女」という意思決定

皆さんこんにちは。今回は心理学的なお話をしたいと思います。「どちらか1つを選んで下さい」と2つの物を見せられたとしましょう。すると、私たちはどちらかを選ぶことになりますよね。その時に、私たちは何を基準に選んでいるのか考えたことはありますか? LGBTは無意識の二者択一で、自分と同じ性別の相手を好きになり、パートナーとして選んでいます。この意思決定は、一般社会の価値観とは大きく異なるものです。そこで今回は、私たちが無意識のうちに行う選択というのは何を基準に選んでいるのかを考えていきます。

青年期までの意思決定は親の考えが反映される

幼少期でも、意思決定をしています。例えば洋服の色やデザイン、ランドセルや持ち物の色などです。性同一性障害の人たちは、ここで自分の決定を覆されるという経験をします。例えば「女の子なんだから青じゃなくてピンクにしなさい」「男なんだから外で遊べ!人形遊びはやめなさい」などそういったものです。一般の常識では男性は男性らしく、女性は女性らしくするというのが普通です。これを疑わないで育った親は、子供の異変に気付くとそれを正そうとします。だから、自我が芽生える青年期までの意思決定は親の価値観が大きく影響します。

青年期は自分の意思と周囲の価値観との間で揺らぐ

自分の好みがハッキリしてくるのが、青年期です。自分らしさというのが出てきます。青年期は、多くの人が異性との交際を経験します。男性が女性を好きになること、女性が男性を好きになることが普通で大多数です。ちょうどこの頃LGBTの人も自身のセクシュアリティに気づき始めますが、すぐに同性との交際に踏み切れない人がほとんどです。なぜなら、普通とは違う自分を認められないし普通でいる方が楽だからです。だから、自分が惹かれるのはどうやら同性だと気づいても異性との交際を選ぶのです。私もその1人でした。

成人してからは社会的な価値観で揺らぐ

成人してからは、自分の意思はあっても社会的な価値観の中で揺らぎます。女性の場合は、結婚すれば男性の扶養に入ることができます。経済的にも精神的にも安定感があり子供も産めますよね。しかし、レズビアンだとそれは難しいです。LGBTとして生きる選択が、自分にとって最善ではないと感じた人は同性ではなく異性を選びます。社会的に見て普通に見えるのは、異性愛者だという理性的な考えが働くからです。

今回は少し難しいお話をしましたが、要するに私たちが無意識のうちに行っている意思決定というのは本当に自分の意思だけで選んでいるものではないということです。親の考えや周りとの比較、社会的な価値観などに思いのほか影響を受けています。だから本能のままで選ぶ無意識の二者択一と、実際に理性で選ぶ選択とでは異なる場合があるのです。

 

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Chappri

Chappri

九州在住のアラサーレズビアンです。会社員として医療、人材、アパレルなどの企業で就業経験を積んだ後フリーランスのライターとして独立しました。年下の彼女とは1年ほど前から2人暮らしをしており、交際歴は3年以上4年未満です。LGBTの世界に入ったのは20代半ばからで、セクはフェムリバです。両親との仲は良好ですが、未だ彼女との生活を「友人とのルームシェア」と偽っている状態です。趣味は楽器とカメラで、彼女との共通の趣味は映画観賞です。どうぞ宜しくお願いします。

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