2017年1月25日更新

オカマ・オナベ・レズ・ホモは差別?LGBTへの社会の偏見について思うこと

昨年からメディアを通して一気に広まっていったLGBTという言葉。呼び方だけ聞くとオシャレですよね。

 

しかし、日本では私たちのような存在のことを数年前までは「同性愛」「ホモ」「レズ」「オカマ」「オナベ」などと表現していました。それも、TVや雑誌など情報を発信する側の人たちもそういった表現で呼んでいたのです。そういった言葉を聞いて一般の人が同じように呼ぶわけです。

 

知らないということは、相手を傷つけてしまいます。だから今持っている情報がすべて正しいと信じ込まず、より深く知ろうとする姿勢が大事です。言葉というのは人を幸せにできますが、不幸にもしてしまいます。だから言葉は責任を持って慎重に選ばないといけないとその時に思いました。

 

このように、今ようやくLGBTという言葉で定着してきた私たちですが同性愛者であることに変わりはありません。同性愛者というのは昔から一定数いましたが声を上げず隠し通したことで少数派がより少数派となり、益々ぞんざいに扱われるようになったのではないかと推測しています。

 

でも本質的に言えば私たちも人間であることには変わりありません。だからもっと本来なら堂々としていていいはずです。「性的指向が違うから気持ち悪い」と言われてしまえば返す言葉もありませんが、私たちも性的なことばかり考えて日々生きているわけではありません。

 

生活の大半は、ノンケの人たちと同じようなことを考えていて同じようなことで悩んでいます。ただ愛情を向ける相手が同性ということだけが違いですね。「だけ」と言いましたが「そこが大きな違いなんだよ!」と思っている人もいるでしょう。私たちにとっての普通と、私たちに偏見がある人たちの普通は違うのでその価値観をすり合わせることは難しいでしょう。

 

しかし、LGBTへの偏見はないけれどLGBTではないというフラットな考えを持っている人たちがいますよね。きっと世の中の大半はこういった人たちです。彼らや彼女たちに私たちの気持ちを託し、偏見を持っている人たちとの間の橋渡しのような存在になってもらおうという流れが出てきています。

 

LGBTの理解者という意味でアライと呼ばれています。アライを通して私たちのイメージが変われば「異端で、少数派で、気持ち悪いもの」という見方から少しは変わるかもしれません。このようにアライに間に入ってもらい、LGBTに優しい社会へと変わっていくことは私たちだけにメリットがあるわけではありません。

 

なぜなら、私たち少数派が生きやすい社会というのは大多数の人にとってはより生きやすい社会になるのではないかと思うからです。それに、LGBTでないその他の少数派の人たちも沢山いますよね。例えば、シングルマザーや在日韓国人、部落差別に遭っている人など…。

 

例をあげればキリがありませんが、そういった人たちも暮らしやすくなるでしょう。だからこそ、LGBTと偏見を持った人の間に入ってもらえる偏りがない考えを持っている人の力が必要です。私たちも、もっと正しく理解してもらえるように情報発信をしていかなくてはいけないですね。

 

 

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Chappri

Chappri

九州在住のアラサーレズビアンです。会社員として医療、人材、アパレルなどの企業で就業経験を積んだ後フリーランスのライターとして独立しました。年下の彼女とは1年ほど前から2人暮らしをしており、交際歴は3年以上4年未満です。LGBTの世界に入ったのは20代半ばからで、セクはフェムリバです。両親との仲は良好ですが、未だ彼女との生活を「友人とのルームシェア」と偽っている状態です。趣味は楽器とカメラで、彼女との共通の趣味は映画観賞です。どうぞ宜しくお願いします。

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