2017年1月18日更新

LGBTが戸籍変更をする為の5つの条件とは?

皆さんこんにちは。今回のテーマはLGBTの戸籍変更についてです。戸籍変更というのは、男性(女性)から女性(男性)へ性別を変更する為の手続きのことです。LGBTの中でも、FtMやMtF(GID)やその恋人は特に気になるテーマですよね。長い間自分の性別に違和感を感じてきた人にとって、戸籍変更で本来の性別になるということはとても意味のあることだと思います。

ではなぜレズビアンである私がLGBTの戸籍変更を話題にするのかというとLGBTであってもゲイやレズビアン、バイセクシャルには戸籍変更というのはあまり馴染みのない話題だからです。この手の話題は、当事者(GID)とその周囲の近しい関係の人だけが自らの実体験の中で知っていく非常にデリケートな話題ですよね。そこで今回は戸籍変更の5つの条件について、私が調べたことや聞いた話をもとに簡単にまとめています。戸籍変更というテーマを通して、同じLGBT同士で理解を深めようというのが今回の裏テーマでもあります。

日本の法律では、戸籍変更をする為に5つの条件があります。やや複雑で分かりにくい事が書いてあるので1つ1つご紹介しますね。条件の1つ目は20歳以上であること。未成年でもホルモン注射は出来ますが、戸籍変更はハタチになってからです。2つ目は結婚していないこと。現段階で未婚であれば離婚歴があっても大丈夫です。3つ目は未成年の子供がいないこと。子持ちのGIDで、お子さんがまだ成人していない場合の戸籍変更は難しそうです。4つ目は生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること。これは、性別適合手術を意味していてFtMでいうところの卵巣摘出手術です。そして5つ目は、性別に係る身体の生器に近似する外観を備えていることとあります。ただし、この5つ目の条件というのはとても曖昧です。例えばFtMの場合は男性器を形成しなくても、男性ホルモンを投与して肥大化したクリトリスがこの条件に当てはまると聞いたことがあります。一方、MtFの人は男性器を取った後に女性器の形成を行わないと受理されないという話もあります。

私はこの法律に関しては、どうも納得がいきません。そもそも手術をしないと戸籍変更できないというのはなぜなのでしょう?体にも金銭的にも大きな負荷がかかりリスクもある手術です。全ての人が手術を望んでいるとは限りません。そこまでしないと戸籍変更が出来ないというのはおかしな話です。

今回戸籍変更について考えてみましたが、この手の話題はとても難しいですね。LGBTと一言で言っても、置かれている状況は1人1人異なり望んでいるものも違います。しかし、そういったお互いの状況を理解し配慮し合える関係でいることは同じLGBTとして重要だと私は思います。戸籍変更という話題を通して、全てのLGBTがGIDのことを考えるきっかけになればいいなと思います。

 

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Chappri

Chappri

九州在住のアラサーレズビアンです。会社員として医療、人材、アパレルなどの企業で就業経験を積んだ後フリーランスのライターとして独立しました。年下の彼女とは1年ほど前から2人暮らしをしており、交際歴は3年以上4年未満です。LGBTの世界に入ったのは20代半ばからで、セクはフェムリバです。両親との仲は良好ですが、未だ彼女との生活を「友人とのルームシェア」と偽っている状態です。趣味は楽器とカメラで、彼女との共通の趣味は映画観賞です。どうぞ宜しくお願いします。

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