2017年1月27日更新

私から見た日本のLGBTに対する社会的差別

最近はマツコ・デラックスさんやミッツ・マングローブさんがテレビに出演している事で、女装タレントの存在は世間に広く知られるようになりました。一方で、ゲイやレズビアンのように見た目だけでは判断する事ができない人に対する差別や偏見はまだまだ色濃く残っているように感じます。

今回は私が常に感じているLGBTへの差別を切り取ってみました。同性愛者と異性愛者の間には、こんなにも価値観の差を感じる事があるのです。

 

『男のくせに』『女のくせに』と固定概念を押し付けられる

テレビでカミングアウトをする芸能人を見ながら、あたかも自分の考えが一番正しいと思っているノンケの人が、『男のくせに変な奴』などと言っている人を見た事がありますが、異性愛者の『普通』と同性愛者の『普通』を一緒にして考えている人がいますよね。そのような人達が同性愛者や女装家の人に差別的な言葉を浴びせる人なのではないでしょうか?

比率でいえば、LGBTの人達は全人類の約10%と確かに少なく感じるかもしれませんが、全世界で見ると6億人も居る事になりますよね。そう考えると、ただ『男が女を好き』という考えを持っている人は自分の考えを同性愛者に置き換えようとしているだけなので、どうしても同性愛者や女装家の人達を普通の目で見れなくなっているのではないでしょうか?

多くの人がそんな風に考えているからこそ、少数派である私たちはカミングアウトができなくなっていたり自分を隠して生きなければならない苦悩を背負わなければならなくなるのです。

 

『異性と付き合ったら変わるかも』と言われてしまう

これは実際に家族や周りにカミングアウトをした友人の体験談なのですが、カミングアウトをしたとたんに『女性と付き合ったことがないから恋愛感情が解らないんでしょ?』と家族に言われてしまったことがあるそうです。

問題はそこではなく、『なぜ今まで異性と付き合ってこなかったのか?』という事のはずなのに、一番肝心な『同性が好き』という部分を受け入れてもらえなかったのです。

こちらも家族が感じる『普通』が友人を傷つける結果になってしまったケースですね。家族に心配をかけたくないという理由で、自分を押し殺しているゲイも沢山いると思います。

他にも、『という事は童貞なの?』などと問題をすり替えられてしまい、友人にからかわれてしまうゲイがいるのも現実です。ゲイのための制度が少しずつ整って来ている現代でも、それを知らない異性愛者にとっては理解が難しいのかもしれません。

 

同性愛者という事を聞いて異性愛者の生活は変わるわけではない!

 

よく思うのですが同性愛者である事を聞いたからといって、特に何かが変化する事ってほとんど無いと思うのです。人には誰にも言えない事の一つや二つありますよね?

驚きはされても差別されるのはフェアではないし、同性愛者は差別されるためにカミングアウトをするわけではありません。もちろん理解してほしいという気持ちもあまりないと思います。カミングアウトをする一番の理由は、ただ知っておいてもらいたいという気持ちが一番大きいと思います。

テレビを見て同性愛者を気持ち悪いと言っている気持ちの方が異常ではないでしょうか?これからの社会には、『人は人、自分は自分』というオープンな考えを持つことを望みます。

 

 

最後に、少数派である私たちは戦えば不利な存在です。戦わずして気持ち良く生きていくには、もっと同性愛者の存在が当たり前だという理解が必要なんだと思います。

 

 

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友蔵

友蔵

「人生楽しく」をモットーに毎日生きているアラサーライター、友蔵です。 時間があるときには国内外問わず旅行するのが趣味で、最近は国際交流を目標に英語も少しずつ習い始めました。 「リアルさ」を大切に記事を書いています。よろしくお願いします。

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