2017年2月12日更新

自分の子供がLGBTだったらどうすればいい?

今回は、LGBTをはじめとする性的マイノリティーを子供に持つ親が知っておくべきことについて、当事者の視点からお話しようと思います。

 

理解し、その姿勢を見せる

 

子供にとって、特に幼いころは親が全てです。

親に理解してもらえないと、子供はたちまち絶望します。

性的マイノリティーであることを打ち明けられたら、まずは「理解している」と伝え、そして「これからも理解し続ける」という姿勢を見せましょう。

 

カミングアウトは相当な勇気がいることです。

言葉にして伝えてくれたことに感謝していることも伝えてあげて下さい。

 

直接言いにくければ手紙でもいいのです。

十分伝わります。

 

責めない

 

性的マイノリティーであることは、劣っていることではありません。

「どうして同性なんか好きになるの」「体の性別を受け入れなさい」などと責めるのは厳禁です。

性的マイノリティーであることも含め、子供の全てを受け入れて愛していると伝えましょう。

 

非難しない

 

性的マイノリティーは、いじめの対象になりやすい存在です。

いじめが発覚した時は落ち着いて、自分の子供の味方になってあげてください。

決して「原因は子供にある」などといった考え方はしないで下さい。

セクシャリティーを指摘して非難するといったことはお門違いです。

 

原因を考えない

 

同性愛はほとんどが生まれ持ったセクシャリティーです。

Xジェンダーもバイセクシャルも、他のセクシャリティーも、生まれ持ったその人の個性です。

「何が原因でLGBTに?」などとあれこれ悩むのはナンセンスです。

本人に聞くことも意味をなさないでしょう。

 

言葉に気をつける

 

普段考えていることは、知らず知らずのうちに言葉に出てきます。

性的マイノリティーであることを残念に思っていると、ふとした会話の中にそれが出て、子供に伝わってしまいます。

「同性愛”なんて”」「バイセクシャルに”なってしまった”」という考え方はやめましょう。

 

子供を期待してると言わない

 

実際に子供を期待するかどうかは、親の自由です。

しかし、それを子供に押し付けることはあってはなりません。

 

私は、自分の女性の体を受け入れられなくて将来妊娠・出産できないかもしれないと悟った時に、孫の顔を見せてあげられないことを申し訳なく思い、何日も泣いていました。

 

セクシャリティーにもよりますが、特に同性愛者の場合は、「子供の顔が見たい」という言葉は言ってはいけません。

 

情報集めをし続ける

 

何を持って「理解している」と言えるでしょうか?

本人になれないのに、気持ちを100%理解してあげることは出来るのでしょうか?

これは難しいことです。

しかし、理解したいと思うその姿勢を見せ続けることで、子供も心を開いてくれるはず。

 

新聞やインターネットを使って、性的マイノリティーに関する情報をキャッチし続けましょう。

そこで得た知識を定期的に子供に伝えるとなお良いでしょう。

 

根掘り葉掘り聞かない

 

気になる気持ちもわかりますが、セクシャリティーはとてもプライベートなことなので、本人が自ら話してくること以外は、無理やり聞こうとしないで下さい。

 

時間がたてば「あの時ああだった」と聞くことも出来るかもしれません。

 

一番は理解

 

親と子供というと、世代が違います。

そうすると普段接する情報にも違いが出てきます。

しかし、できるだけ子供の気持ちを理解するためには、子供が普段どのような情報に触れているのか知る必要もあります。

 

若い世代なら日常的にインターネットを使いますから、親もできるだけ同じようにしてみましょう。

同じニュースを見ると、会話のネタにもできますし、性的マイノリティーに理解があるんだと分かってくれるかもしれません。

 

たまには本や新聞にも目を通してみましょう。

知識の幅が広がります。

 

例えば「Xジェンダー」や「パンセクシャル」など、子供が使ってくれた言葉を思い出し、同じ言葉を使って会話をしてみましょう。

「うちの親は分かってくれてるな」と感じてくれるはずです。

 

何をするにおいても、一番大切なのは理解すること。

子供が今どういう状況で、何に悩んで、何を望んでいるのか聞いてみましょう。

 

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20代前半のXジェンダーでパンセクシャル。体は女性ですが、幼い頃からそれを受け入れることができずにいます。花が大好きで自分の庭や道端に生えている花の写真をよく取っています。数年前にLGBTの世界を知り、自分の居場所ができましたよろしくお願いいたします。

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