2017年1月24日更新

LGBT(レズビアン)として職場や社会の人間関係について思うこと

皆さんこんにちは。社会人は何かと大変ですよね。特に社会人になったばかりの頃は色々考えるものです。それに、社会人歴が長い人たちは「仕事がハードで疲れが取れない」「転職をしたい」という人もいるでしょう。そんな社会人ですが、LGBTの社会人生活というのはノンケの人たちの社会人生活とはまた違った苦労もあるのでアラサーレズビアンの私が自身の経験をお話します。

 

私が最初に入った職場は、小さな医療機関で4〜5人と毎日顔を合わせて仕事をしていました。勤務した約4年間メンバーが変わることはなく、私は1番年下で可愛がってもらいました。職場の人たちとは、色んなことを話しました。仕事の悩みや家族のことなど、こみ入った話もしていて退職した今でも飲みに行くような親しい関係の人たちです。しかし、LGBTであることは未だに伝えられていません。入社して1年間は「彼氏は出来た?」「結婚は?」など聞かれていましたが、はぐらかし続けていました。そんな私に「興味本位じゃなくて、皆あなたの将来を心配してるよ」と上司が優しく伝えてくれました。そこでカミングアウトすれば良かったものの「結婚願望がないんです…」と伝えてそれ以来、その話題には誰も触れなくなりました。「辛い恋愛をしているのかな…ごめんね。今までデリカシーがなかったね」と上司に言った発言を又聞きしたという他のスタッフさんが謝ってきました。自分が言えないことで、周りにも気を遣わせてしまっているのが申し訳なかったのですが、職場でのカミングアウトはどうしても無理でした。

 

続いての職場は、パートで販売の仕事に就きました。週に何度か働きに出て、残りは在宅で仕事をしながら学校に通っていました。生き方を模索していました。26歳で結婚もせず、このような生活を送る私。「彼氏さんと同棲しているんですか?」と年下のアルバイトの女の子に尋ねられて「うん…そんな感じ」と伝えるだけで精一杯でした。その後、今の場所に引っ越す為に仕事を変えました。今度は、若い人たちと一緒にバリバリ仕事を始めました。「同年代ばかりだから風通しがいい職場なのかな」と思って期待しましたが、仕事もプライベートも一緒という人間関係の中LGBTであることを隠して付き合うことに苦痛を感じていました。その後の勤務でも、同じような壁を感じました。どこに行っても、自分の壁を打ち破ることができなかった私は結局1人で仕事を始めました。

 

LGBTであることは私の場合、職場の人間関係にかなり影響がありました。ノンケの人たちと一緒に恋愛や結婚の話で盛り上がりたいと何度も思いましたが、私にはそれが無理でした。今は個人で仕事を請け負っているので、その人間関係もなくなり表面的には悩みはなくなりました。ただ最初の職場では「話していれば変わっていたのかも…」とも感じています。皆さんも同じように悩んだ時は、話せる相手と環境が整っているなら話してみると人間関係が円滑になり仕事もやりやすくなるかもしれません。今の方が、ノンケの人たちの理解も進んでいるのできっと話が早いと思います。頑張ってくださいね。

 

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Chappri

Chappri

九州在住のアラサーレズビアンです。会社員として医療、人材、アパレルなどの企業で就業経験を積んだ後フリーランスのライターとして独立しました。年下の彼女とは1年ほど前から2人暮らしをしており、交際歴は3年以上4年未満です。LGBTの世界に入ったのは20代半ばからで、セクはフェムリバです。両親との仲は良好ですが、未だ彼女との生活を「友人とのルームシェア」と偽っている状態です。趣味は楽器とカメラで、彼女との共通の趣味は映画観賞です。どうぞ宜しくお願いします。

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